矯正の利欠点
咬み合わせがずれている状態が続くと
絶えずいらいらしたり、良く物が噛めないために
胃に負担がかかったりといろいろな症状がでてくる
事があります。
利点
適正な咬み合わせは人生を明るくさせる事にもつながります。
それが矯正の最大の良さだと私は思います。
欠点は、
ほとんどが保険が効かない事で、
又、歯を移動させる治療により、歯の長さ
が短くなってしまうことがあるという事でしょうか。
そして、歯並びが良くなった後、注意を守って頂けないと
、元に戻ってしまうこともありえます。
『乳歯と永久歯の生え変わる時期、思春期前、思春期、
思春期後、成人期などで全く治療方法が変わる事もあります。
柔かいものばかり食べたり、指しゃぶりをしたり、食事時の咬む回数
などにより歯と骨のバランス関係も変化します。(特に、思春期までが重要
です。)』
重要事項
一般的に矯正は保険が効かないと思われていますが
例外もあります。骨格的な異常、つまり下あごが、上あご
に対して極端に大きい(小さい)場合、
下あごの骨を外科的手術により適正な大きさに切り、上あごとバランスの良い
位置にずらす治療です。
外科矯正といい保険治療出来ます。
*余談
いわゆる矯正をしなくても、早めに抜歯することで、
歯の萌出隙間をつくり、適正位置に歯を並べさせていく
治療方法(早期抜歯)もあります。
(前から3、4番目の乳歯がある年齢期が最適です。)
矯正治療は多岐に渡ります。一概にはいえませんが、
あえて例をあげさせていただきます。
例)歯を適正位置に並べるためには永久歯の4番目を抜歯すること
が割合おおいです。永久歯がある程度生えてしまってから
抜歯をし矯正をするのでしたら、永久歯が生え揃わない
時期から乳歯を抜歯して隙間をつくれば、後で矯正治療
の必要がなくなる場合があります。
個々の歯科医師の考えで実施していない方も
いますので、
ご相談されることをおすすめします。
(私は便宜上、早期抜歯と表現しておりますが、
他の表現で学修している方もいらっしゃると思います。)
矯正治療をご希望の患者様は、
専門歯科医師をご紹介
させていただきます。